得意なことからはじめてみる~味見編~

発達障害者料理のコツ
発達障害者料理のコツ

 

「自己肯定感、簡単に身につける良い方法はないかしら??」
ってお悩みのママも多いはず

 

そうです、発達障害がある方は、

  • 自信が得られにくい
  • 失敗の経験の記憶が残りやすい
  • 上手くできた経験が少ないから消極的になる

など、思い当たりますか?



今日はテーマは、

 

【自分の好みの味を知ることが、自己肯定感につながる】


味見について知れる内容です



お家の味って、ありますよね?

味噌汁、煮物、炒め物~なんでも、そう!家の味です。


味って家によって全然ちがう

さらに、好みも全く違う。

 

 

 

実は、
料理教室をやるにあたり、「味」についてどう伝えたらいいかな?と考えた時期があります



しかしですよ、

いざレッスンが始まって色々な受講者さまの様子を見ていると?

  1. 途中から、もう味が気になって仕方ない
  2. 味見を率先しておこなう
  3. 「もうちょっと、これを入れたい」と自己主張ができるようになる
  4. 家族のアドバイスの元、何が必要か考えて、自分で味の調整できるようになる
  5. 「・・・」無言になると、しっかり味見の続きをしている
  6. 画面越しにご家族の「あとで食べる分なくなるよ」という声が聞こえてくる


という現象が自然発生します(断言しちゃいます)



これってもしかして??


みんな食べるの大好きじゃーん!




本日のトレーニングは、

味見】味付け前の調理したものをご用意ください

 

今日は味見をすることから、自己肯定感を育てましょう


味付け前のなにかおかずをご用意くださいませ~

  1. スプーンを用意する
  2. 熱いことを伝える
  3. 味見をする
  4. 何の調味料が欲しいかを聞いてみる
  5. 味付けを決める
  6. 食卓に並べる
  7. 味の感想をみんなで話し合う




食べることで、調理にちょっと参加して興味がもてるようになる
=おいしく食べて、自分の味に自信が付く


そして、
ここが大事!
◆この時気を付けてお子さまを見て欲しいポイントは

  1. 普段食べている味を思い出している雰囲気があるかどうか?
  2. 味を付けるときに何が必要か、自分でいうことができるかどうか



一見簡単なようで、一番難しいかもしれない
でも、「美味しいね」の一言で、自信が付くから自信になる!

 

 

 

 

 

あと少しだけ、

余談にお付き合いいただけますか??

 

 

 

 

普段は台所に立たないお子さまでも、ママの作った料理の味は覚えています。

そうなんです、味=味覚で脳が記憶するのです

 

 

 

また、

「ママの作ったものしか食べれない」というお声をよく聞きます

 

 

 

つまり、

自分で料理が作れるようになると、

お子さまは、自分でママの味を再現できるようになるんです

これって、一見、生活スキルになりませんか??

 

 

 

また、普段は台所に立たないお子さまでも、家族が留守の時やいざとなった時に自分で作れちゃうんです。

 

見てないようで、見て作り方を得ている。

そして、味見をしながら、自分の味覚を頼りにお母さんの味を再現する。

 

豊かな食卓のはじまりです